Xで「過去の自分の投稿が見つからない」「競合のバズ投稿だけをまとめて見たい」「自分の評判をエゴサしたいのにノイズが多すぎる」と感じたことはないでしょうか。Xの通常検索だけでは目的のポストにたどり着くのは難しく、時間ばかりかかります。そこで役立つのが検索コマンド(高度な検索の演算子)です。この記事では、コピペでそのまま使えるコマンド早見表から、期間・ユーザー・いいね数での絞り込み、エゴサ・競合分析・バズ投稿リサーチの実務レシピまでを2026年最新仕様で解説します。 [!CONCLUSION] Xの検索コマンドは、from・since・until・minfaves・除外(-)などを検索バーに直接入力し、目的のポストだけを正確に抜き出す機能です。2026年も演算子は検索バーで有効で、複数条件を半角スペースでつなげば精度が一気に上がります。本記事で早見表と実務レシピをまとめて解説します。 X検索コマンドとは(高度な検索との関係) X検索コマンドとは、from: や since: などの演算子を検索バーに入力し、投稿者・期間・エンゲージメント数・メディアの有無といった条件で検索結果を絞り込む仕組みです。「高度な検索(Advanced Search)」と呼ばれる画面も用意されていますが、両者の関係を正しく理解しておくと迷いません。 高度な検索フォームとコマンドの違い 2026年現在、x.com/search-advanced で開ける高度な検索フォームは「キーワード(Words)」「アカウント(People)」「場所(Places)」「日付(Dates)」の4セクションに整理されています。以前あった「Filters」「Engagement」のセクションは廃止され、フォーム上にはいいね数やメディア絞り込みの入力欄がありません。 ただし、これらの演算子が使えなくなったわけではありません。minfaves や filter:links などは、検索バーに直接入力すればこれまで通り機能します。つまり2026年のXでは、フォームよりも検索バーへのコマンド直接入力のほうが圧倒的に自由度が高いのです。 スマホアプリでもコマンドは使える スマホアプリ版には高度な検索フォームがありません。そのためスマホで細かく絞り込みたいときは、検索バーにコマンドを手入力するのが基本になります。from:ユーザー名 since:2026-01-01 のように打てば、PC・スマホを問わず同じ結果が得られます。コマンドさえ覚えれば、端末を問わず同じリサーチができるわけです。 コピペで使える検索コマンド早見表(基本20) まずは基本となる検索コマンドを一覧で押さえましょう。すべて検索バーに直接入力でき、半角スペースで区切ることで自由に組み合わせられます。 コマンド 意味 記入例 from:ユーザー名 特定アカウントの投稿だけ from:xboostnow to:ユーザー名 特定アカウント宛のリプライ to:xboostnow @ユーザー名 特定アカウントへの言及を含む @xboostnow "完全一致" フレーズを丸ごと一致 "x運用 自動化" 語A OR 語B どちらかを含む(ORは半角大文字) 値上げ OR 改定 -除外語 指定語を除外 xboost -求人 #ハッシュタグ ハッシュタグを含む投稿 #個人開発 since:日付 その日以降(当日を含む) since:2026-01-01 until:日付 その日より前(当日を含まない) until:2026-06-01 minfaves:数 いいね数が指定以上 minfaves:500 minretweets:数 リポスト数が指定以上 minretweets:100 minreplies:数 返信数が指定以上 minreplies:20 filter:images 画像付きの投稿のみ 図解 filter:images filter:videos 動画付きの投稿のみ 解説 filter:videos filter:links リンク付きの投稿のみ 障害 filter:links filter:replies リプライのみ 感想 filter:replies -filter:replies リプライを除外(元投稿のみ) 告知 -filter:replies lang:ja 日本語の投稿のみ ai lang:ja filter:verified 認証アカウントの投稿のみ 新製品 filter:verified このうち、運用リサーチで最も使うのは from: since:/until: minfaves: filter: の4種類です。残りは必要に応じて足していくイメージで十分です。 期間で絞る(since / until / 日付指定) 過去の投稿を探すうえで欠かせないのが期間指定です。since: と until: を使えば、特定の期間に投稿されたポストだけを抽出できます。 since と until の正しい使い分け 日付は YYYY-MM-DD(西暦4桁-月2桁-日2桁)の形式で入力します。重要な仕様として、since: は指定日を含み、until: は指定日を含まない点に注意してください。たとえば6月いっぱいの投稿を探すなら、until:2026-07-01 と翌月1日を指定するのが正確です。 やりたいこと コピペ例 ある日以降 キーワード since:2026-01-01 ある日より前 キーワード until:2026-06-01 期間で挟む キーワード since:2026-01-01 until:2026-04-01 ユーザー×期間 from:ユーザー名 since:2026-01-01 until:2026-04-01 結果が出ないときの対処 since: や until: を単体で入力しても、ほとんどの場合は結果が返りません。日付系の演算子は、必ずキーワードや from: など他の条件と組み合わせて使うのが前提だからです。また期間が長すぎると検索が途中で打ち切られ、結果が出ないことがあります。安定して結果を得たいときは、1回の検索範囲を30日以内に区切り、必要に応じて少しずつ範囲を狭めるのがコツです。 ユーザー・いいね数・メディアで絞る(from / minfaves / filter) 検索コマンドの真価は、投稿者・反応数・メディアを掛け合わせたときに発揮されます。 from でアカウントを指定する from:ユーザー名 は、@を付けないユーザー名(スクリーンネーム)を指定します。自分の過去投稿を遡りたいなら from:自分のユーザー名 キーワード が便利です。競合1社の発信だけを追いたいときにも使います。結果が少なすぎる場合は、まず期間や除外語を外して大枠から確認すると原因を切り分けやすくなります。 minfaves で反応の良い投稿だけを抜く minfaves:数 は、指定したいいね数以上の投稿だけを表示します。リサーチで最も使う演算子と言ってよく、「どんな投稿が伸びているのか」を一瞬で可視化できます。エンゲージメントを伸ばす視点についてはXのエンゲージメント率の上げ方の詳細もあわせて読むと、抽出した好例を自分の投稿に活かしやすくなります。 filter でメディアの種類を絞る filter:images filter:videos filter:links を使うと、画像・動画・リンク付きの投稿だけに絞れます。たとえば図解中心のバズ投稿を研究したいなら filter:images minfaves:1000、一次情報を探したいなら filter:links が役立ちます。リプライを除外して元投稿だけ見たいときは -filter:replies を足します。 除外検索(-キーワード)とAND/OR/完全一致 ノイズを減らして欲しい情報だけを残すには、除外と論理演算子の理解が欠かせません。 除外(-)でノイズを消す -除外語 を付けると、その語を含む投稿を結果から外せます。サービス名でエゴサすると「求人」「PR」「プレゼント企画」などが大量に混ざりがちですが、サービス名 -求人 -採用 -PR -プレゼント のように並べれば一気にクリーンになります。 AND・OR・完全一致 複数の語を半角スペースで並べると、すべてを含む投稿(AND)が対象になります。どちらか一方でよい場合は 語A OR 語B のように半角大文字の OR を使います。語順や言い回しを固定したいときは "完全一致したいフレーズ" のようにダブルクォートで囲みます。旧名と新名の両方を拾いたいときは (新名 OR 旧名 OR 略称) のようにカッコでまとめると便利です。 運用の実務レシピ(エゴサ・競合分析・バズ投稿リサーチ) ここまでの演算子を組み合わせると、運用に直結するリサーチがコピペで再現できます。よく使う5つのレシピを紹介します。 目的 コピペレシピ 自社サービスのエゴサ(ノイズ除去) サービス名 -求人 -PR -プレゼント minfaves:1 競合のバズ投稿研究 from:競合ユーザー名 minfaves:500 -filter:replies ジャンルの伸び投稿リサーチ "対象テーマ" minfaves:1000 lang:ja since:2026-01-01 障害・炎上の一次情報寄せ サービス名 (障害 OR エラー OR 不具合) filter:links 競合への反応(顧客の本音) to:競合ユーザー名 filter:replies エゴサ・評判チェック 自分やサービス名で評判を確認するときは、ノイズ除去がポイントです。サービス名 -求人 -PR に minfaves:1 を足すと、ある程度反応のあった言及だけが残り、感想や口コミを拾いやすくなります。 競合分析・バズ投稿リサーチ 競合の勝ちパターンを学ぶなら from:競合 minfaves:500 -filter:replies で、リプライを除いた反応の良い元投稿だけを抽出します。ジャンル全体の傾向をつかみたいときは "テーマ" minfaves:1000 で横断的に集めます。さらに最新トレンドの要約はGrokが得意なので、XのGrok活用戦略と併用すると、コマンド検索で集めた素材をそのまま分析へ回せます。リサーチ後の数値把握はXアナリティクスの公式ガイドも参考になります。 Xboostで検索・分析を効率化する 検索コマンドは強力ですが、毎回コマンドを手で打ち、結果を目視で集計するのは時間がかかります。リサーチを日々の運用に組み込みたいなら、ツールで仕組み化するのが近道です。 Xboostは、X運用のリサーチから投稿までを効率化するAI×自動化ツールです。 反応の良い投稿の傾向をAIが分析し、次の投稿案に反映 競合・自社のエンゲージメント推移をダッシュボードで可視化 伸びた切り口を学習したAIによる投稿生成・改善 予約投稿で検証サイクルを高速化 手打ちの検索でネタを探す時間を、ツールに任せて発信そのものに集中できます。月1,380円から始められ、無料で試せます。 👉 Xboostを無料で始める よくある質問 Q. 検索コマンドはX APIでも同じものが使えますか? 使えません。 ここで紹介したコマンドはX.comの検索バー専用です。X API v2では minlikes has:media のように別の表記になり、利用できる演算子も限られます。手動リサーチとAPI連携は別物と考えてください。 Q. minfaves を指定したのに結果が出ません。 しきい値が高すぎる可能性が高いです。 minfaves:1000 で出なければ 100 に下げて試してください。あわせて期間が狭すぎる・lang: で絞りすぎている場合も結果がゼロになります。演算子を1つずつ外して原因を切り分けるのが確実です。 Q. スマホでも高度な検索の画面は開けますか? スマホアプリ