「プロフィールを見に来た人にまず何を見せるか」。Xで成果を出している人ほど、この1枠を戦略的に使っています。固定ポストは、プロフィールの一番上に常に表示できる特等席です。ところが「やり方が分からない」「固定できない」「結局何を載せればいいのか分からない」と、活かしきれていないアカウントが大半です。この記事では、固定ポストの設定・解除の手順と仕様、固定できない時の対処、そしてフォロー率と集客を上げる「何を固定すべきか」の中身と導線設計までを2026年最新版で解説します。 [!CONCLUSION] Xの固定ポストは、プロフィールを訪れた人が最初に見る1枠で、フォロー率と集客に直結します。設定はポストの「…」メニューから「プロフィールに固定表示する」を選ぶだけで、固定できるのは1件のみ、新しく固定すると古い固定は自動で外れます。何を固定するか(自己紹介・実績・オファー)の中身と、プロフィールからの導線設計が成果を左右します。 Xの固定ポストとは(プロフィールでの役割) 固定ポスト(旧称:固定ツイート、通称コテツイ)とは、自分のプロフィールページの一番上に、時系列と関係なく特定のポストを表示し続けられる機能です。固定すると、そのポストには「固定されたポスト」という表示が付き、誰がプロフィールを訪れても最初にそれが目に入ります。 なぜ固定ポストが重要なのか Xでは、誰かの投稿に興味を持った人が「この人は何者か」を確認するためにプロフィールを訪れます。このとき最初に見られるのが固定ポストです。つまり固定ポストは、フォローするかどうかを判断させる「第一印象の決定打」になります。流れていく通常の投稿と違い、常に見てもらえる枠だからこそ、ここに何を置くかでフォロー率も集客効果も大きく変わります。プロフィール全体の設計はXのプロフィール設計ガイドもあわせて読むと、固定ポストとの役割分担が整理できます。 固定・解除の手順(PC・スマホ)と「複数は固定できない」仕様 固定の操作はとても簡単で、PC・スマホとも基本の流れは同じです。 固定する手順 固定したい自分のポストを表示する ポスト右上の「…(メニュー)」をタップ/クリック 「プロフィールに固定表示する」を選択 確認画面で「固定する」を選ぶ これでプロフィールの一番上に固定表示されます。 解除する手順 固定中のポストの「…」を開く 「プロフィールから固定を解除する」を選択 確認で「固定を解除」を選ぶ 解除してもポスト自体は削除されません。通常のタイムライン上の位置に戻るだけです。完全に消したい場合のみ「削除」を選びます。 固定できるのは1件だけ 重要な仕様として、固定できるポストは1アカウントにつき1件のみです。すでに固定がある状態で別のポストを固定すると、前の固定は自動的に解除され、新しいものに入れ替わります。これはフォロワーが増えても、有料のX Premiumに加入しても変わりません。「2つ並べて固定する」ことはできない、と覚えておきましょう。 操作 結果 新しいポストを固定 前の固定は自動解除され入れ替わる 固定を解除 投稿は消えずタイムラインに戻る 複数を同時に固定 不可(常に1件のみ) 他人のポストを固定 不可(引用すれば自分の投稿として固定可) 固定ポストが「できない」時の対処 「固定のボタンが見当たらない」「なぜか固定できない」というケースには、いくつかの典型的な原因があります。 他人のポストは固定できない 固定できるのは自分が投稿したポストだけです。他人のポストや、コメントを付けずに単純リポストしたものは、自分のタイムラインに表示されていても自分の投稿ではないため固定できません。どうしても他人の内容をプロフィール上部に置きたい場合は、引用ポスト(コメントを添えてリポスト)にすれば自分の投稿扱いになり、固定できます。 複数を固定しようとしている 「2件目が固定できない」のは仕様です。前述の通り固定は1件のみで、新しく固定すれば古いものは外れます。複数の情報を見せたい場合は、後述するスレッド形式を使うのが現実的です。それでもボタンが出ない場合は、アプリを最新版に更新し、再起動してから試してください。 何を固定すべきか(自己紹介型・実績型・オファー型) 操作以上に大切なのが「何を固定するか」です。固定ポストは目的によって最適な中身が変わります。代表的な3つの型を押さえましょう。 型 載せる内容 向いている人 自己紹介型 何者で、何を発信するアカウントか フォロワーを増やしたい個人 実績型 数字・成果・お客様の声 信頼で売りたい専門家・事業者 オファー型 無料特典・サービス・登録導線 集客・CVを取りたい運用者 自己紹介型 フォロワーを増やしたい段階では、「この人をフォローすると何が得られるか」を一目で伝える自己紹介型が有効です。発信テーマ、実績の要約、フォローするメリットを簡潔にまとめます。 実績型・オファー型 すでにフォロワーがいて成果につなげたい段階では、実績型やオファー型に切り替えます。実績型は具体的な数字や第三者の声で信頼を作り、オファー型は無料特典やサービスへの導線を置いてCVを取りに行きます。今、自分のアカウントが「認知拡大」「信頼構築」「集客」のどのフェーズかを見極めて、固定の中身を入れ替えるのがコツです。 たとえば、副業でデザインを請け負っている人なら、フォロワーが少ないうちは「未経験から半年でデザインを学んだ過程を発信しています」という自己紹介型で共感を集め、実績が出てきたら「これまで30件のロゴを制作」という実績型に切り替え、受注を増やしたい段階で「ロゴ制作のご相談はこちら」というオファー型に変える、という流れが自然です。同じアカウントでも、フェーズが進むごとに固定ポストの役割は変わっていきます。固定ポストを「一度決めたら変えないもの」と考えず、アカウントの成長に合わせて定期的に見直す意識を持つことが、成果を伸ばす近道です。 フォロー率・CV率を上げる固定ポストの書き方 固定ポストは1枠しかないため、内容の質が成果を左右します。フォロー率とCV率を高める書き方のポイントを押さえましょう。 冒頭の1行で「誰のための、何の発信か」を明確に伝えます。プロフィールを訪れた人は数秒で離脱するため、結論を最初に置くのが鉄則です。次に、フォローや行動のメリットを具体的な数字や成果で示し、信頼を補強します。最後に「フォローして最新情報を受け取る」「リンクから登録する」など、取ってほしい行動を1つに絞って提示します。 複数の情報を見せたい場合は、固定ポストをスレッド形式にするのが効果的です。1つ目に要点を置き、セルフリプライで2つ目、3つ目に詳細をぶら下げておけば、固定ポストをクリックした人に自然と続きが目に入ります。エンゲージメントを高める文章の作り方はXの問いかけ投稿でエンゲージメントを高める方法も参考になります。 避けたいのは、情報を詰め込みすぎて何を伝えたいのか分からなくなることです。固定ポストは1枠しかないからこそ、あれもこれも載せたくなりますが、訴求が増えるほど1つひとつの印象は薄まります。「この固定ポストで取ってほしい行動は何か」を1つに絞り、その行動に向けて文章を組み立てるのが鉄則です。画像や動画を添えると視認性が上がり、滞在時間も伸びやすくなります。特に図解や実績のスクリーンショットは、テキストだけよりも信頼を伝えやすいため、固定ポストとの相性が良い要素です。投稿後は、プロフィールのアクセス数に対してどれだけフォローやリンククリックにつながったかを意識して、反応が鈍ければ中身を作り直しましょう。 プロフィール→固定ポスト→リンクの導線設計 固定ポストは単体で完結させるのではなく、プロフィール全体の導線の中で考えると効果が高まります。 理想的な流れは、「通常投稿で興味を持たせる→プロフィールを訪問させる→固定ポストで価値を伝える→リンクで行動させる」という一連の導線です。固定ポストでオファーを提示し、その先のリンク(LP・登録ページ・サービス)へつなげることで、Xを集客装置として機能させられます。リンク誘導の設計はXのプロフィールリンク戦略で詳しく解説しています。固定ポストの用語的な整理はXの固定ポスト用語の解説もどうぞ。 導線設計で意識したいのは、固定ポストとプロフィール文・リンクの役割が重複しないことです。プロフィール文で「何者か」を伝えるなら、固定ポストは「具体的な実績やオファー」を担う、といった分担にすると、訪問者がスムーズに行動まで進みます。 具体的な動線を数値で考えると、改善ポイントが見えてきます。たとえば、通常投稿が伸びてプロフィール訪問が増えても、固定ポストが弱ければフォローやクリックにはつながりません。逆に、固定ポストが強くても、そもそもプロフィールを訪問してもらえなければ意味がありません。「投稿で興味を引く力」と「固定ポストで行動させる力」の両輪がそろって初めて、Xが集客装置として回り始めます。固定ポストだけを直しても成果が出ないときは、通常投稿の質やプロフィール文も含めて、導線全体を見直すのが効果的です。なお、Premiumのハイライト機能を使えば、複数の代表ポストを専用タブにまとめて見せることもできるため、固定ポスト1枠では足りない場合の補完策として検討する価値があります。 Xboostで固定ポスト候補を量産・検証する 効果の高い固定ポストは、一度作って終わりではありません。複数の候補を作り、反応を見て差し替えていくことで精度が上がります。とはいえ、候補を量産し、効果を検証するのは手間がかかります。 Xboostは、投稿の生成から効果検証までを効率化するAI×自動化ツールです。 AIが自己紹介・実績・オファー型の固定ポスト候補を複数生成 反応の良かった切り口を学習して改善案を提示 プロフィール訪問につながる通常投稿もまとめて運用 固定候補をストックして定期的に差し替え 固定ポストを「作って放置」から「検証して育てる」運用に変えられます。月1,380円から、無料で試せます。 👉 Xboostを無料で始める よくある質問 Q. 固定ポストは複数設定できますか? できません。 1アカウントにつき固定できるのは1件のみで、新しく固定すると古い固定は自動で外れます。複数の情報を見せたい場合は、スレッド形式にして1つの固定にまとめてください。 Q. 固定を解除したらポストは消えますか? 消えません。固定を解除しても投稿はそのまま残り、通常のタイムライン上の位置に戻るだけです。完全に消したい場合のみ「削除」を選びます。 Q. 他人のポストを固定できますか? 直接は固定できません。固定できるのは自分の投稿だけです。引用ポストにすれば自分の投稿として固定できます。 Q. 固定ポストは何を載せるのが正解ですか? アカウントのフェーズによります。認知拡大期は自己紹介型、信頼構築期は実績型、集客期はオファー型が基本です。目的が変わったら中身を入れ替えましょう。 まとめ:1枠を戦略的に使ってフォローと集客につなげる Xの固定ポストは、プロフィールの一番上に表示される唯一の特等席です。設定は「…」メニューから数タップ、固定できるのは1件のみで新規固定すると入れ替わります。成果を分けるのは操作よりも「何を固定するか」で、自己紹介・実績・オファーの型をフェーズに応じて使い分け、プロフィールからリンクへの導線まで設計することが重要です。1枠を戦略的に使い、フォローと集客につなげていきましょう。